制作年：2013年

素材：樹脂, センサー, 太陽電池, リチウムイオン電池

気の遠くなるような時間を経て形成された石。敷きつめられた石の上を歩くたびに足元で一つひとつの石が瞬きのような光を放ちます。作品には太陽光エネルギーで発電/充電をおこなう機能と、センシングによってLEDを発光させる機能をモジュール化した基盤を、2000個の樹脂製の石それぞれに内蔵しています。
本作品は、ライフラインに依存しないメディアアートの可能性を提示し、野外や水のある場所など、従来であれば展開が難しい野外などの場所においても成立します。たとえ人々に忘れ去られる存在となっても、踏まれればいつでも光る作品として、いつまでも在り続けるでしょう。

共同制作：首藤 圭介